学校の先生に年賀状を出すときの書き方4つの注意点

現在学生の方はもちろん、すでに卒業された方も、かつての恩師や我が子が通う園や学校の先生宛に年賀状を書く機会は多いのではないでしょうか。
自分、または我が子がお世話になっている(いた)先生に送る年賀状に失礼があってはいけないので、「何をどう書いたらよいかわからない」と悩んでいる方は少なくありません。

そこで今回は、先生に年賀状を出す際に覚えておきたい書き方のポイントや注意点をまとめました。

先生に年賀状を出すときに注意したい書き方のポイント3つ

先生は年齢に関わらず、自分や子供にとって目上の存在にあたります。年賀状を作成するときは失礼のないよう、以下のポイントに注意しながら丁寧に書いてみましょう。

1. 二文字以下の賀詞を使用しない

年賀状では新年を祝うための「賀詞」と呼ばれる祝い言葉を記載するのが一般的です。代表的なものには「賀正」「迎春」などがありますが、実は2文字以下の賀詞を目上の人に送るのは失礼といわれています。
実際には知らないorあまり気にされない人のほうが多いようですが、万が一にも不快な思いをさせないよう、2文字以下の賀詞は使用しないよう気を付けましょう。

賀詞には、「謹賀新年」や「恭賀新年」などの四字熟語、あるいは「謹んで新年のお慶びを申しあげます」などの文章を使用するのがおすすめです。

なお、ポップな年賀状によく見られる「Happy New Year」も目上の人に使用するのは避けたほうがよいでしょう。
ただし、英語の先生に送る場合は英文でも喜ばれるかもしれません。

2. 宛名は「様」と「先生」のどちらでもOK

先生に出す年賀状の宛名は「様」と「先生」のどちらがよいのか悩んでしまう方も多いようです。結論からいうと、「様」と「先生」はどちらも敬称にあたりますので、好きな方を使用して構いません。
ただし、「先生様」とすると二重敬称になってしまうので、どちらか一方に絞りましょう。

なお、「先生」という敬称は現役に限らず、定年退職を迎えた恩師に対しても使用可能です。

3. 住所がわからない場合は学校宛てに年賀状を出す

園や学校では先生の住所を特に公開していませんので、「先生に年賀状を出したいけど住所がわからない」というケースも見られます。
直接尋ねたり、子供を通して聞いてみたりするのも1つの方法ですが、なかには自宅住所を知られたくないと考えている先生もいますので、初めて年賀状を出すときは園や学校宛てに出してもよいでしょう。

その場合、宛名面には学校の住所と学校名に加え、自分または我が子のクラスも記入します。学校に出す場合の敬称は「先生」で統一しましょう。

宛先別!先生に出す年賀状の一言文例

賀詞や新年の挨拶は、手書きで一言添えられていると喜ばれます。
この手書きの一言に頭を悩ませる方も多いですが、宛先に合わせて書かれると喜ばれること、伝えたいことなどを絞り込めば最適な一文が見つかるでしょう。

ここでは先生との関係ごとにおすすめの一言文例をまとめました。

現在お世話になっている先生向けの一言例

現在、自分が学生としてお世話になっている先生宛の年賀状には、日頃の指導への感謝や、そのおかげで達成できたことなどを一言添えると喜ばれます。
また、本年の抱負を述べたりするのも定番の挨拶文のひとつでしょう。
具体的な一言例には以下のようなものがあります。

「先生のご指導のおかげで無事○○の資格を取得することができました」
「○○について詳しくご教授いただいたことを本年の学習に活かしていきたいです」

「本年は勉強と部活を両立し 一層精進したいと考えております」

中学生や高校生であれば、それほど堅苦しい表現ではなく、一般的な敬語を使用するだけでも失礼には当たりません。
その場合は言い回しよりも、先生への感謝の気持ちや本年の抱負がしっかり伝わるような表現を考えたほうが喜ばれます。

かつての恩師向けの一言例

卒業後など、かつて自分がお世話になった恩師に年賀状を送るときは、指導に対する感謝を改めて述べるとともに、自身の近況を報告するのがおすすめです。
卒業してしばらく経っている場合、共通の話題を取り入れて懐かしさを感じる年賀状に仕上げてもよいでしょう。

参考として、以下に恩師向けの一言例を紹介します。

「新入社員として働き始めて数ヶ月が経ち 多忙ながらも充実した社会人生活を送っております」

「学生時代の先生のご指導のおかげと大変感謝しております」

「先日学校の前を通りかかり 雪一面の校庭を見て先生を含むクラス全員で雪合戦をしたことを思い出しました 今でも忘れられない楽しい思い出です」

子供が通っている園や学校の先生宛の一言例

我が子が通っている保育園や幼稚園、学校の先生宛に年賀状を書くときは、日頃の感謝の思いと、引き続きの指導をお願いする文面でまとめるとよいでしょう。
また、冬休み中の家庭での子供の様子や、旧年中に先生の指導を受けて子供にどんな変化があったかなどを書き添えると、先生も受け持ちの子供の成長や変化がわかって嬉しいはずです。

以上のポイントを踏まえ、以下に一言例をいくつかご紹介します。

「先生のご指導のおかげで苦手だった算数の力がついてきたようです」

「旧年中は○○へのお心遣いありがとうございました 本年も何卒よろしくご指導いただきますようお願い申し上げます」

「○○は冬休み中 学校の宿題を計画的にこなしつつ お友達とクリスマスパーティを開くなどして楽しい休みを過ごしております」

なお、子供が自分で字を書ける場合は、子供自身が年賀状を書き、親は一言添え書きするという方法もあります。
ただし、小さいお子さんの場合は配送ミスが起こらないよう、宛名面は十分に注意しましょう。

教え子の様子がわかる写真入り年賀状は先生に喜ばれやすい

先生への感謝の気持ちや自身の近況を伝える文面だけでも十分喜ばれますが、よりインパクトのある年賀状に仕上げたい場合は写真を入れるデザインテンプレートを選びましょう。
休み中に撮影した写真であれば家庭での教え子の様子がわかりますし、相手がかつての恩師であれば、現在の自分の写真を載せることでより詳しい近況報告を行えます。
また、独身の頃にお世話になった恩師宛の場合、自分だけでなく配偶者や子供も含む家族写真を載せて今の生活の様子を伝えるのもおすすめです。

先生宛の年賀状は目上の人への敬意を忘れないことが大切

先生宛の年賀状を書くときは、目上の人を敬う心を忘れず、マナーやルールをきちんと守った礼儀正しい年賀状に仕上げるのがポイントです。
内容は日頃の指導への感謝の気持ちや、先生のおかげで達成できたこと、自分の近況報告などを中心にすると喜ばれるでしょう。

学校とは異なる家庭での様子や、卒業後の自分の様子を知ってもらいたいときは写真入りの年賀状を送るのがおすすめです。

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